毎日やっているお洗濯がもっと簡単に、ついでに楽しくできればいいですよね! そんな裏技やお得な情報を公開していきます。
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NHK高校講座 家庭総合「洗濯達人への道~洗濯王子が教える洗濯の基本」 2018年3月15日
NHKで放送されている「高校講座 家庭総合」。
MCがロバートの馬場さんと森三中の黒沢さんという同期コンビなのが、実は私的にはツボだったりします。
今回は「洗濯達人への道~被服の管理」について学びます。
洗濯をすると言っても、実際は洗濯機にまかせきりになっているわけですが、洗濯機を使う場合にも”コツ”はあるんです!
そんなコツを教えてくださるのが洗濯王子こと洗濯アドバイザーの中村祐一さんです。
↓ いろいろ本も出されています
今の洗濯機は全自動なので、電源を入れてスイッチを入れればあとは洗濯機が洗濯をしてくれます。
だからといってなんでも入れてしまえばいいというわけではありません。
<洗濯物は仕分けが大切!>
①タグの取扱い表示(洗濯表示)を確認し、3種類に仕分ける。
ポイントは「タライのマーク」です。
タライのマークに✕・・家庭での洗濯禁止。(クリーニングに出す)
タライのマークに手・・液温は40度を限度とし手洗いができる。
タライのマークに数字・・液温をその数字の温度で限度とし、洗濯機で洗濯ができる。
この3種類に仕分けましょう。
②洗濯機で洗濯できるものを色ものと白ものに仕分ける。
これを分けて置かないと色物の色が白物に移ってしまいます。
衣類にはさまざまな素材が使われていて、素材の違いによる着心地を楽しむにはその素材の特徴に合わせて洗濯をする必要があります。
洗濯機で洗濯できる衣類を買うようにする、白い衣類を買うのを避けるなどの選択肢もあります。
洗濯の基本を知ったうえで、自分にあった方法を見つけましょう。
<洗濯用洗剤の種類>
◎弱アルカリ性の粉末洗剤
汚れを落とす力がこの中では1番強く、そのぶん衣類への影響も強い。
スポーツをやっていたりで泥汚れなどのしっかり落としたい汚れのときに使うと良い。
◎弱アルカリ性の液体洗剤
粉末洗剤の次に汚れを落とす力が強く、衣類への影響も強い。
オールマイティーで普段使いに良い。
◎中性の液体洗剤
1番汚れを落とす力は弱く、そのぶん衣類への影響も弱い。
おしゃれ着が多く、服を傷めたくないときに使うと良い。
<洗濯の手順と落とし方>
襟周りなど汚れのひどいものがあれば、洗濯機で洗う前に「下処理」をします。
①洗濯用の液体洗剤を直接汚れの部分に塗り、優しくもみ込んで生地になじませる。
※蛍光剤や漂白剤が入っていない洗剤を使います
②約40度のぬるま湯ですすぐ。
しょう油やソースなど食べこぼしのシミを落とすには「食器用洗剤」がオススメ!
③洗濯機に洗濯物を入れていく。
一度に洗う洗濯物の量は洗濯槽の7~8分目が目安です。
これより多くなると、洗剤がいきわたらなかったり、すすぎが充分に行なわれなかったりします。
④洗剤のラベルなどを確認し、使う水の量にあった適量の洗剤を洗剤投入口から入れる。
洗剤投入口から入れないと、洗剤によってシミができてしまったり、部分的に白くなってしまったりします。
⑤洗濯機のスイッチを入れる。
<手洗いする洗濯物の洗濯方法>
①洗濯物をたたんで適当な大きさの洗濯ネットに入れる。
たたむ回数はできるだけ少なくしましょう。
②約30度の水に適量の中性洗剤を入れて洗濯液を作る。
③この中に洗濯物を浸し4~5回押し洗いをしたら、洗濯液から持ち上げて水を通す。
これを4~5セット行う。
④水を2~3回入れ替えながら、同様の動作ですすぎを行う。
⑤水を軽くしぼったら、ネットに入れたまま洗濯機で脱水して干す。
<洗濯物の干し方>
洗濯したからと言って、菌を全て完全に殺せたわけではありません。
生乾きの状態が続くと菌が発生するので、なるべく5時間以内に乾燥させましょう。
◎洗濯物を干す際のポイント
①空間を作って、風通しをよくする
②着た時の状態に近づけて形を整える。
ズボンは裏返してハンガーを2つ使い(ボトムハンガーやスカートハンガーのようにピンチがついているもの)、内側に風が通るように干します。
シャツの場合は、肩に厚みのあるハンガーがオススメです。
シャツは1番上のボタンを留め、エリを立てて干すほうが早く乾きます。
タグの洗濯表示にも干し方の指示が書いてあるのでチェックしましょう。
室内で干すときは、扇風機などを使って空気の流れを作ると乾きが早くなります。
洗濯に慣れてきたら、頑固な汚れに「漂白剤」、おしゃれ着に「柔軟剤」などを使ってみても良いですね!
<衣類の保管中の事故と対策>
◎事故
虫害・黄変・シワ・型崩れ
◎対策
収納前に汚れを落とし、よく乾燥させる。
収納前にアイロンをかける。
密閉性のよい、十分にゆとりのある容器を用いる。
高温多湿を避け、防虫剤・除湿剤を入れる。
でんぷんのりを付けない。
シワを伸ばし、形を整えてたたむ。
つるす場合は、よく形状のあったハンガーに吊るす。
肩など丸みのある部分に詰め物をする。
<ワイシャツのアイロン掛けの方法>
アイロンをかけることで殺菌することもできます。
①水を入れた霧吹き、アイロン台を用意。
アイロンのスチーム機能は使いません。
アイロン台がない場合はベッドパッドやタオルの上にシーツを敷きます。
②シャツを全体的に霧吹きで湿らせて、丸めた状態(筒状)で1時間ほどなじませる。
③生地が二重になっている部分に、裏側から7割、表側から3割くらいでアイロンをかけ、形を整える。
前のボタンが付いている部分、ポケット、袖口など厚く硬い部分から形を整えていきます。
④袖はアイロンを当てる前に、手で形を整える。
アイロンは広い部分から狭い部分に動かす。
⑤襟の部分は、先端から中心に向けてアイロンを動かす。
⑥胴体部分もまず形を整えてから、アイロンをかける。
◎アイロンを動かすときのポイント
①空いている方の手でシャツを軽く引っ張る。
②アイロンの進む方を少し浮かせる気持ちで後ろに重心をかける。
アイロン掛けが苦手な方にはスチーマーのが良かったりするかもしれません。
今回は色んな情報盛りだくさんでしたね。
高校講座といっても見ていると、大人になった私たちでさえ知らなかったことや、いつの間にかやらなくなってしまったことを発見することができます。
初心忘れるべからずとはまさにこのことかもしれませんね!
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MCがロバートの馬場さんと森三中の黒沢さんという同期コンビなのが、実は私的にはツボだったりします。
今回は「洗濯達人への道~被服の管理」について学びます。
洗濯をすると言っても、実際は洗濯機にまかせきりになっているわけですが、洗濯機を使う場合にも”コツ”はあるんです!
そんなコツを教えてくださるのが洗濯王子こと洗濯アドバイザーの中村祐一さんです。
↓ いろいろ本も出されています
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今の洗濯機は全自動なので、電源を入れてスイッチを入れればあとは洗濯機が洗濯をしてくれます。
だからといってなんでも入れてしまえばいいというわけではありません。
<洗濯物は仕分けが大切!>
①タグの取扱い表示(洗濯表示)を確認し、3種類に仕分ける。
ポイントは「タライのマーク」です。
タライのマークに✕・・家庭での洗濯禁止。(クリーニングに出す)
タライのマークに手・・液温は40度を限度とし手洗いができる。
タライのマークに数字・・液温をその数字の温度で限度とし、洗濯機で洗濯ができる。
この3種類に仕分けましょう。
②洗濯機で洗濯できるものを色ものと白ものに仕分ける。
これを分けて置かないと色物の色が白物に移ってしまいます。
衣類にはさまざまな素材が使われていて、素材の違いによる着心地を楽しむにはその素材の特徴に合わせて洗濯をする必要があります。
洗濯機で洗濯できる衣類を買うようにする、白い衣類を買うのを避けるなどの選択肢もあります。
洗濯の基本を知ったうえで、自分にあった方法を見つけましょう。
<洗濯用洗剤の種類>
◎弱アルカリ性の粉末洗剤
汚れを落とす力がこの中では1番強く、そのぶん衣類への影響も強い。
スポーツをやっていたりで泥汚れなどのしっかり落としたい汚れのときに使うと良い。
◎弱アルカリ性の液体洗剤
粉末洗剤の次に汚れを落とす力が強く、衣類への影響も強い。
オールマイティーで普段使いに良い。
◎中性の液体洗剤
1番汚れを落とす力は弱く、そのぶん衣類への影響も弱い。
おしゃれ着が多く、服を傷めたくないときに使うと良い。
<洗濯の手順と落とし方>
襟周りなど汚れのひどいものがあれば、洗濯機で洗う前に「下処理」をします。
①洗濯用の液体洗剤を直接汚れの部分に塗り、優しくもみ込んで生地になじませる。
※蛍光剤や漂白剤が入っていない洗剤を使います
②約40度のぬるま湯ですすぐ。
しょう油やソースなど食べこぼしのシミを落とすには「食器用洗剤」がオススメ!
③洗濯機に洗濯物を入れていく。
一度に洗う洗濯物の量は洗濯槽の7~8分目が目安です。
これより多くなると、洗剤がいきわたらなかったり、すすぎが充分に行なわれなかったりします。
④洗剤のラベルなどを確認し、使う水の量にあった適量の洗剤を洗剤投入口から入れる。
洗剤投入口から入れないと、洗剤によってシミができてしまったり、部分的に白くなってしまったりします。
⑤洗濯機のスイッチを入れる。
<手洗いする洗濯物の洗濯方法>
①洗濯物をたたんで適当な大きさの洗濯ネットに入れる。
たたむ回数はできるだけ少なくしましょう。
②約30度の水に適量の中性洗剤を入れて洗濯液を作る。
③この中に洗濯物を浸し4~5回押し洗いをしたら、洗濯液から持ち上げて水を通す。
これを4~5セット行う。
④水を2~3回入れ替えながら、同様の動作ですすぎを行う。
⑤水を軽くしぼったら、ネットに入れたまま洗濯機で脱水して干す。
<洗濯物の干し方>
洗濯したからと言って、菌を全て完全に殺せたわけではありません。
生乾きの状態が続くと菌が発生するので、なるべく5時間以内に乾燥させましょう。
◎洗濯物を干す際のポイント
①空間を作って、風通しをよくする
②着た時の状態に近づけて形を整える。
ズボンは裏返してハンガーを2つ使い(ボトムハンガーやスカートハンガーのようにピンチがついているもの)、内側に風が通るように干します。
シャツの場合は、肩に厚みのあるハンガーがオススメです。
シャツは1番上のボタンを留め、エリを立てて干すほうが早く乾きます。
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タグの洗濯表示にも干し方の指示が書いてあるのでチェックしましょう。
室内で干すときは、扇風機などを使って空気の流れを作ると乾きが早くなります。
洗濯に慣れてきたら、頑固な汚れに「漂白剤」、おしゃれ着に「柔軟剤」などを使ってみても良いですね!
<衣類の保管中の事故と対策>
◎事故
虫害・黄変・シワ・型崩れ
◎対策
収納前に汚れを落とし、よく乾燥させる。
収納前にアイロンをかける。
密閉性のよい、十分にゆとりのある容器を用いる。
高温多湿を避け、防虫剤・除湿剤を入れる。
でんぷんのりを付けない。
シワを伸ばし、形を整えてたたむ。
つるす場合は、よく形状のあったハンガーに吊るす。
肩など丸みのある部分に詰め物をする。
<ワイシャツのアイロン掛けの方法>
アイロンをかけることで殺菌することもできます。
①水を入れた霧吹き、アイロン台を用意。
アイロンのスチーム機能は使いません。
アイロン台がない場合はベッドパッドやタオルの上にシーツを敷きます。
②シャツを全体的に霧吹きで湿らせて、丸めた状態(筒状)で1時間ほどなじませる。
③生地が二重になっている部分に、裏側から7割、表側から3割くらいでアイロンをかけ、形を整える。
前のボタンが付いている部分、ポケット、袖口など厚く硬い部分から形を整えていきます。
④袖はアイロンを当てる前に、手で形を整える。
アイロンは広い部分から狭い部分に動かす。
⑤襟の部分は、先端から中心に向けてアイロンを動かす。
⑥胴体部分もまず形を整えてから、アイロンをかける。
◎アイロンを動かすときのポイント
①空いている方の手でシャツを軽く引っ張る。
②アイロンの進む方を少し浮かせる気持ちで後ろに重心をかける。
アイロン掛けが苦手な方にはスチーマーのが良かったりするかもしれません。
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今回は色んな情報盛りだくさんでしたね。
高校講座といっても見ていると、大人になった私たちでさえ知らなかったことや、いつの間にかやらなくなってしまったことを発見することができます。
初心忘れるべからずとはまさにこのことかもしれませんね!
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